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お知らせ
2025.05.13

25卒入社の新メンバー3名が企画制作した「新卒採用ショート動画」を公開。「あの頃の自分に、今を見せたい」

ワンメディアではこの春3名の新卒メンバーを迎え新年度をスタートしたのですが、同時にワンメディア史上、初の試みとして新卒研修プログラムを実施することになりました。

一般的なビジネス研修(座学+マナー)に加えて実施したのは「プロモーション動画制作研修」。
普段様々なプロモーション制作に取り組むワンメディアの仕事さながらに、今回は代表取締役CEOの明石ガクトが「クライアント」として、新卒チームに「ワンメディアの新卒採用をPRする動画」をオーダー。2週間余りの制作期間を経て、晴れて4月25日にワンメディアのSNSにて動画を公開いたしました🙌

今回はその制作背景を弊社Webサイトに掲載している「プロモーション事例」のフォーマットに沿ってご紹介いたします。

CHALLENGE

ワンメディアは「ショート動画を武器にしたSNS広告代理店なのに、自社の採用活動にフォーカスした動画が無い」という課題がありました。加えて、今年度は25卒の新メンバーを3名迎えることができ、「来年度以降も採用を継続したい」という意向があります。そこで、今年度新卒入社した3名に、新卒研修の一環として「新卒採用を加速させる動画制作」という課題実施が決定しました。

今回のクライアントであるCEO明石からのオーダーは下記の通り。

・社内の雰囲気がわかり、新卒応募獲得につながるような採用動画を作りたい 
・フォーマットはショート動画
・動画公開から1ヶ月で総再生回数1万回以上を達成すること

▼新卒メンバーの役割

プランナー・キャスティング業務(担当:山田)
・与件に対してどんな動画が良いか企画
・適宜他社事例などインプットする

プロデューサー業務(担当:天野)
・動画制作の段取り、全体スケジュール、納期を決める
・撮影者のアサイン、撮影日の決定、当日の撮影
・動画編集の依頼
・リリース、レポート分析

ビジネスプロデューサー業務(担当:大出)
・どんな動画を作りたいか与件整理をし、クライアント(CEO明石)のニーズを聞き出す
・クライアントの期待値に沿った動画案を企画、提案して受注する

左から大出、天野、山田

これらを踏まえ、クリエイティブディレクターへ動画編集を発注する形で、企画から提案、制作、配信までを一貫して行う新卒研修がスタート。研修には、ワンメディアのビジネスプロデューサーとプロデューサーがメンターとなり伴走しました。

WHAT WE DO

今回のゴールは「ワンメディアならではの魅力を現在就職活動中の学生に届け、採用エントリーにつなげる」こと。そのために、若者の間で人気のアプリ「BeReal.」のフォーマットを活かし、新卒メンバー3名が自身の“就活〜入社後”を振り返るストーリー構成にしました。

「BeReal.」の特徴である“飾らないリアルな瞬間”を大切に、シンプルかつ自然体なトーンで、新卒メンバーそれぞれの就活体験と現在の姿をつなぎ、就活生が親近感を持てるような内容に仕上げています。動画では、3名が就活中に抱えていた悩みや不安を率直に語りながら、ワンメディアで働く中で得た気づきや価値観の変化、そして会社の空気感やカルチャーを今の視点から伝えています。

3名とも、かつては就活に苦しんだ経験がある一方で、3月の入社直前には「就職が楽しみだった」と語っており、偶然にも入社式では同じエピソードを話していたのが印象的でした。周囲の友人たちが「就職が不安」と“学生ロス”に陥る中で、3人は前向きな気持ちで社会人生活をスタートできていたのです。

そんな自身の変化を振り返る中で、彼らが共通して感じたのは「1年後には楽しい未来が待っている」と、あの頃の自分に伝えたいという想いでした。

この動画を通して、就活生にワンメディアの魅力を知ってもらうきっかけをつくると同時に、「あの頃の自分に、今を見せたい」というメッセージを込め、就活に向き合う学生たちの背中を少しでも押せるようなコンテンツに仕上がりました。

RESULT

【公開日】

  • 2025年4月24日  17:25
  • 掲載媒体:X、YouTube Shorts、Instagramリール(全てワンメディア公式アカウント)

【結果】

  • 2025年5月7日 8:00時点
  • 目標「10,000ビュー」に対し、実績「31,298ビュー」

動画が完成し、社内では研修報告会が開催されました。その模様と、動画制作を担当した3名の新卒メンバーのコメントをご紹介します。

山田のコメント

入社してからの毎日は、すべてが初めての連続でした。最初は何もわからない状態でしたが、3人で意見を出し合いながら、さまざまな職種の業務をインプットしつつ、実際に手を動かしてアウトプットする中で、少しずつ理解を深めていきました。

視聴者層を定め、行動分析に取り組んだ新卒チーム

自分たちの頭の中にある構成が動画として作っていただき初めて見た時は、驚きが一番強く、今までの人生を通して、頭にあるものを言語化し、実際に画に落として、それを見れるものにすると言うクリエイティブ経験をしてこなかったので、古谷さんのご協力がありながらですが、自分たちにも形にすることができるんだと少し自信になりました。

クリエイティブの感動体験と次々と出てくる課題…

クライアントに見せる瞬間は、制作経験のない僕たちがプロ目線から見てどこまでできているのか、自分たちが制作レベルのどの辺に位置しているのかを知れるきっかけだと思い、フィードバックが毎回楽しみでした。そのフィードバックを受けて、仲間と試行錯誤しながら作品をよりよいものにする過程こそがクリエイティブ職でしか得られない最高の感覚だとさえ思いました。

何度も再提案・再撮影を繰り返すハードな日々…

複数人で協力して何かをつくることの難しさも感じましたが、だからこそ生まれる課題に対してどう向き合うかを考え、試行錯誤を繰り返すことで、チームとしても個人としても成長できたように思います。まだまだできないことも多いですが、その分、吸収できることもたくさんあると実感しています。これからもひとつひとつの経験を大事にしながら、前に進んでいきたいです。



天野のコメント

研修で苦戦した事として、自分では「これを伝えたい」というイメージが頭の中にハッキリあるのに、それを言葉にした途端、急にぼやけてまうことが多かったです。しかし、抽象的な言い方でも、他のメンバーが「それってこういうトーンじゃない?」と具体的な演出案を出してくれたり、メンターの先輩方とミーティングを重ねていく中で、「あ、こういう言い回しで伝えればちゃんと伝わるんだ」と腑に落ちる瞬間が何度もありました。自分の中にある“感覚”を、人に伝わる“構造”に翻訳するというプロセスが、自分に足りなかったと思うので、これからもっと鍛えなきゃいけないところなんだと気づきました。

特にやりがいを感じたのは、企画が固まり始めたタイミングで、「いつまでに何を誰がやるか」を洗い出して、そこから逆算して準備や確認のフローを落とし込んでいくプロセスに、大変だなとも感じましたがその後のやり切った感がとても好きでした。

フィードバックにみんなで一喜一憂する日々

また嬉しかった点は、クライアント(明石)への企画プレゼンでしっかり進行をできたときです。しっかりチーム内で抜け漏れがないか十分に確認し、それまでの反省点を改善し挑んだプレゼンだったのでスムーズに終えることができた時とても嬉しかったです。最初はできないのが当たり前で、それをどう解決していくかを考えるのが重要だと思いました。

この研修を通して学んだことを今後の実務で活かして成長していきたいと思います。



大出のコメント

研修で全職種を横断的に体験できたことによって、動画広告を制作する基本的な流れを体験することができました。まず、企画と構成が通らず、2転・3転してしまう事態が発生しました。

社内での動画完成披露会の時に明かされ、メンバーから悲鳴が上がった明石からの鬼フィードバッグの様子

動画を通してチームで伝えたいことは何なのか、そしてその伝えたいメッセージをどう動画に落とし込んでいくのかが非常に苦労し、悩み抜きました。最初は写真の枚数も少なく、本当にシンプルなものを制作しようとしていました。しかし、それでは伝えたいメッセージが伝えられず、シンプルではないただ情報不足の動画になっているということを教えていただき、1分弱という短い時間でどれだけ伝えたいメッセージを伝えることができるのか?が大切なのだと感じました。

明石ガクトの本気は止まらない

その中で、現段階では企画に対する考えに差があるのではなく、ただ優先度の考え方に差があるだけだと知り、レファレンスを探し、擦り合わせていきました。しかし制作しようとしている動画は前例のない採用動画であったため事例探しにも苦労しましたが、採用に縛られずに他ジャンルの動画も探すことで認識をすり合わせることができたと思います!

研修を通して3人で必死に考えて、先輩メンターの方に解像度高く、きめ細やかにサポートしてもらい、何とか納得のいく企画を仕上げることができました!

この研修を通して学んだチームワークの重要性と、視座を今後の実務に活かしていきたいと思います。




そして...

拍手が止まらない

こうして、全メンバーが見守る中、3名が制作した「新卒採用ショート動画」が放映され、無事研修が終了しました。


安堵の笑顔

さて、ここで今回のクライアント役であるCEOの明石から新卒に新卒3名に内緒でコメントをもらいました。このコラムを3名が最後まで読んでくれることを願って...

新卒の皆さん、まずは研修プロジェクト、本当にお疲れさまでした。
この数週間、ONE MEDIAというフィールドで、慣れないプロセスにもがきながらも、逃げずに、折れずに、最後まで走り切ったその姿勢に心から敬意を表します。

今回、君たちが挑んだのは、BeReal. 風のトンマナの採用動画という、たぶん日本でまだ誰もトライしたことのない表現でしたね。一見ラフなものに見えるヴィジュアルほど、実はロジックと思考、構成力が問われます。「もうこんなもんでいいだろ」そう思いかけた場所から、もう一歩先へ踏み込むことが何よりも大事です。

でもそれはとてもしんどいことで、粘り強いマインドが求められます。それを乗り越えて、視聴者の目線を想像し、細部まで詰めていったこと。その “こだわり” こそが、プロフェッショナルの入り口だと僕は思っています。

改めてですが、ONE MEDIAは「動画」をつくる会社ではありません。
その先にある「ムーブメント」をつくる会社です。

そのために最も必要なのは、編集スキルでも、構成のテクニックでもありません。自分が信じたコンテンツで、人の心を動かすんだという強い意志です。

この研修を経て、君たちはもう、ただの “新卒” ではなくなりました。企画し、構成を考え、撮影して、編集して、動画を届けた人間です。肩書きや立場じゃなく「何をつくるか」が問われるこの世界の入口に立ちました。

ONE MEDIAには、自ら手を挙げた人にチャンスが与えられる企業文化があります。誰かの指示を待つのではなく、常に前のめりに自分の意志で走っていく。
その先にしか、ムーブメントは生まれません。

君たちがこのプロジェクトで見せてくれたポテンシャルと熱量を、僕は信じています。
ここからが本番です。新しいメディアが生み出していく、新しい時代の景色をワクワクしながら切り拓いていきましょう。

人生のほとんどは働いてるんだから、楽しまないともったいないからね。


来春以降も引き続き、一緒に会社を作っていっていただける新卒メンバーを募集いたします。ワンメディアや広告業界が気になる方、ぜひお気軽にお問い合わせください。
https://www.onemedia.jp/recruit/newgraduate


募集要項 新卒採用 | ワンメディア株式会社

ワンメディア株式会社の募集要項です。

onemedia.jp

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ONE MEDIA チーム

  • プランナー ・キャスティング:山田 力也
  • プロデューサー : 天野 羽花
  • ビジネスプロデューサー:大出 彩斗
  • クリエイティブディレクター(動画編集) :古谷 祐司
  • プランナー (メンター):海本 栞璃 
  • プロデューサー(メンター) : 門口 真子
  • ビジネスプロデューサー(メンター) : 木村 美聡
  • プロジェクト統括(HR担当):森 裕章