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インタビュー
2026.06.17

ワンメディア新・経営陣による2万字クロストーク【前編】

 6月10日のワンメディア創立記念日を祝して、経営陣4名によるスペシャルクロストークを実施。 13期目から新たに「MOVIE TO MOVEMENT(動画から、動力へ)」をスローガンに掲げているワンメディア。

動画の枠を超え、ムーブメントを起こし続ける組織のリアルを本音で語り合った結果、文字数20,000字越えの超特大記事になりました..! そこで2部構成でお届けいたします。

まずは、ワンメディアの“これまで”がわかる【前編】をご覧ください。 


祝!ワンメディア、13期目に突入!

明石: はい!始まりました、ワンメディア株式会社の経営陣クロストーク。前回(2024年時)のワンメディア10周年クロストークはテキストコンテンツでお届けしましたけども!時代の流れに合わせて、今回はビデオポッドキャストという形でお送りしております。まずは自己紹介から。代表取締役CEOの明石ガクトです。

余頃: COOの余頃です。

香川: 執行役員の香川です。

佐々木:執行役員の佐々木です。よろしくお願いします!!

明石:みんなぁ! 疲れが全身に滲み出ているから、もうちょっとハキハキと笑顔を見せながら、明るい感じでいこうな!?

収録翌日からの韓国出張にワクワクしている明石だけが元気

余頃: これ、採用候補者の方にもぜひ見てほしい内容になるので!

明石: だいたいね、こういう場に臨む時の格好としてさ!?香川と佐々木は分かってなさすぎる!見てみろ、画面が暗い!!

佐々木: 服装、めちゃくちゃ迷いましたよね。

香川: 黄色い服とか着ていこうかなって迷って、やめました。

明石: それはそれでセンスなさすぎるだろ。

余頃:あの黄色い服は捨てた方がいいです、今すぐに。

倒置法で言ってくる感じ、本気度が伝わります  / 余頃 沙貴(取締役COO)

明石: はいはい!みなさん、いいですか!今日は6月10日!何の日ですか!

余頃: 今日がまさに記念日ですからね。今日中に急いで撮って、今日中にアップしなきゃいけない!

香川: ちなみに、何の記念日でしたっけ?

余頃: え、本気で言ってる...?

佐々木: 6月10日ですよ...?

明石: 切り抜きポイントを作ろうとしてるのかと思ったら、ガチなのかよ、おい!?

俊敏にツッコむCEO。筋トレの成果がここに。

明石: 香川さん、先週は期末の納会がありましたよね?で、週が明けて今日、なぜこれほどまでに社内の各所からメンバーを集めて急いでこれを撮る必要があったのか。

香川: ...あっ!会社創立記念日か!

佐々木: 正解です(笑)

明石: わかってました風な顔しないで(笑)ちょっと見てくださいよ、カメラの後ろの画面の外の若手メンバーたちが引いてますから。

模範的な苦笑いをしてるディレクターの尾中

新・執行役員の誕生

明石: 改めて、6月10日はワンメディアの創業記念日ですね。2014年6月10日に産声を上げたワンメディアですが、いよいよ何期目ですか?

余頃: 13期目ですね。

明石: 先週の納会で初めて「勤続年数が長いメンバーを表彰する」という取り組みをやりまして、勤続10年以上が僕を入れて3名、5年以上が5名だったかな。

余頃: 2026年の7月で丸5年になるので、私と佐々木さんはギリ対象外でしたね。実は私と佐々木さんって、まったく同じ時期に入社したんですよ。

明石: そんな2人が今や経営陣として構えているわけですね。てなわけで、佐々木がこうしてシレッと執行役員としてここに並んでいる、と。

シレッと顔 / 佐々木 貴大(Agency Div. 執行役員)

明石: 公に、というか表立っていうのは今が初めてじゃないですかね?佐々木は去年の6月に執行役員に就任しました!

香川: めでたい!

佐々木: ありがとうございます!香川さんと2人で執行しております。

香川: 「執行しちゃうぞっ」ってね。

楽しそうでなにより / 香川 拓真(Studio Div. 執行役員)

「YouTube Works Awards Japan 2026」3部門4作品でファイナリスト、そしてシルバーを受賞

明石:佐々木が執行役員になってから、事業がものすごい成長を遂げていて...。直近でいうと「YouTube Works Awards Japan 2026」で、なんと3部門・4作品がファイナリスト選出され、そのうち1作品が見事、シルバーを受賞しました!


ワンメディアがプロデュースした縦型CM、SUUMO 『そうはならんやろ、柴崎さん』篇がYouTube Works Awards Japan 2026 「YouTube Creator Collaboration 部門」Silver を受賞!|ワンメディア株式会社

この度、ワンメディア株式会社(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:明石ガクト、以下、ワンメディア)と株式会社博報堂が共同で制作した株式会社リクルートが運営する不動産情報サイト『SUUMO』の縦型CM『そうはならんやろ、柴崎さん』がGoogle主催のYo

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余頃: YouTubeで賞が獲れたのは本当に嬉しいですよね!!

明石: しかも、しかも!!ファイナリスト入りした施策、全て佐々木が関わっているというね。

佐々木: まあ、確かに...。でも、これは本当にメンバーが頑張ってくれた賜物なので…

香川: え!?昨日言ってたじゃん「全部、俺の実績っすわ」って。

佐々木: 言ってないですよ!

明石: 佐々木は良いヤツすぎるからな。もっと貪欲にいってほしい。もう1回聞くよ!? 全ての作品に佐々木が携わり、チームを牽引したんだよなああ!?

佐々木: はい、僕が全部やりました。

明石: わざとらしすぎるわ!

狂気の沙汰でしかない夥しい数の缶が気になる

消えたしごとリーチ!の余頃。そして人知れず始まっていたベンとの共同生活

余頃: 本当に佐々木さんが全体を引っ張ってくれてますよね。広告配信に特化したチームができたり...

明石: あっ、ちょっとごめん、一個質問させて!…余頃、最近何やってるの?(笑)

余頃: (笑) 実は...営業を卒業しました!

明石: 前回のワンメディア10周年クロストークの時は、とにかく“余頃が馬車馬の如く働く”という話をして。そのあとに『しごとリーチ!』さんで馬車馬っぷりを取り上げてもらったんだよね。

余頃: そうです。『しごとリーチ!』さんの動画で私が「取締役でありながらまだ個人として3億の売り上げを持っている」って言ったシーンが切り抜かれて、めちゃくちゃ拡散されて(笑)周囲から「余頃さんすごすぎる」と言ってもらえたんですが、今ではもう個人売り上げ1億もいってないかもしれない。

明石: 世間的には「余頃さん=めちゃくちゃ働くやばいヤツ」っていうブランディングが出来上がってるのよ。でも、今日僕がこれを見てくれている人に一番伝えたいのは、“『しごとリーチ!』時代の余頃は、もういません”ということです(笑)

余頃: 最近めちゃめちゃ旅行に行ってます!今年に入ってから、もうすでに2回海外に行きました(笑)

明石: F1とか見に行ってたよね。

余頃: あ、今年あともう1回旅行行きます!

旅行スケジュールを確認して嬉しそうな余頃

佐々木: 会社を出る時間もめちゃくちゃ早くなりましたよね。

余頃: そうなんです、すごく早く帰ってます。

明石: 誤解のないように見てる人に伝えたいんだけど、早く帰ることが悪いって言ってるんじゃないですよ!?そして、なんでそんなに早く帰ってるの!?

余頃: AIを育てたくて(笑)家で、音声入力使ってAIに話しかけてるんです、ずっと。で、それを会社の自席でやるのは気が引けるので...

佐々木: AIに向かって「これやって」って話しかけて仕事をさせてるってことですか?

余頃: そうそう。音声入力アプリを起動して、「あ、じゃあこれじゃなくて、こうしてほしいな」「そうじゃなくてさ、これこれこうで…」って言うと、そのままAIが理解して入力・処理してくれるんです。

香川: え、すご。

余頃: だから、早く家に帰って、1人でぶつぶつ話しかけて仕事をする時間を作ってるんです。

明石: それって要するに『アイアンマン』じゃん。トニー・スタークが「ジャーヴィス、あれをこうしてくれ」ってずっと話しかけてる、あの感じで仕事してるってことでしょ。

余頃:実はAIに名前もつけてるんです。

明石: なんて名前?

余頃: 「ベン」です。

香川: 『マイ・インターン』の主人公のベンね!

余頃:です!なので、自認アン・ハサウェイです。

自認アン・ハサウェイというパンチラインになんとも言えない顔をしている経営陣

明石: つまり、俺たち人間と話すよりも、ベンと話したいってことですよね?

香川: 社内でも噂になってましたよ。「余頃さんが家でAIとずっと喋ってるらしい」「いずれ余頃さんはAIと結婚するんじゃないか」と。

本当の意味で「ビジネスプロデュース」を体現している新・執行役員、佐々木

明石: 前回のクロストークが2年前。大きく変わったのは、AIの導入によって余頃さんの働き方が劇的に変化したということ。そして、かつて馬車馬のように働いていた余頃が現場から一歩を引き、いわゆる営業領域を、新執行役員の佐々木がリードするようになった、ということですね。

じゃあここで、自分で自分の強みを語るのは恥ずかしいだろうから、香川さん・余頃さんから見た佐々木について話してみましょうか。

香川: 佐々木さんは営業ですが、プロデューサーの領域にもかなり踏み込んでいるんですよね。なので、僕から見ると、営業領域における本人のポテンシャルやスキルが元々高かったのはもちろんですが、単に「営業する」という枠を超えて、「プロジェクト全体を成功させるための動き」へとシフトしたなと感じています。だから、本当の意味での「ビジネスプロデュース」を体現しているなと思います。

佐々木さんの動きに伴って、他のビジネスプロデューサーの動きも今期でだいぶ変わってきた。すごく良い影響を与えているなという印象です。…なんか、普通に真面目に褒めちゃいました(笑)

佐々木: 嬉しいです。

明石: 素晴らしい。余頃さんはどう?

余頃: 佐々木さんは、入社タイミングが私と同じということもあってずっと側で見てきましたけど、本当に“天井がない”のがすごいなと。どこまでも無限に伸びていくんですよ、タケノコみたいに。

香川・佐々木:(...タケノコ?)

明石:それをいうなら竹じゃないですか?

余頃:あ!昨日ちょうどクライアントさんと会食があったんですけど!そのクライアントさんが佐々木さんの凄さを熱弁してくださって。「佐々木さんにならプロダクトの課題だけでなく、全てを曝け出して相談できる」って言われてました。最終的にクライアントさんから「千利休」って呼ばれてました(笑)

愛弟子・佐々木について興奮モードで話しているので、タケノコor竹のくだりはスルーされてた

佐々木: 「茶室で裸にされているような安心感がある」って言ってもらいました。

香川: それは...めちゃくちゃ褒められてる?ってこと??

明石: であれば、褒め方の癖がすごい。でも確かに、佐々木の営業に僕も一緒に行くことがあるけど、すごく静かなんだよね。わちゃわちゃしていない。ほら、俺ってうるさいじゃない?

香川:はい、うるさいすね。

たぶん、香川がぶっこんだことに気づいていないので楽しく話す明石

明石:「お疲れ様ですー!最高っすね!ヴァイブス!」みたいな、テンションで喋っちゃう。でも佐々木が横にいることで、スッと場が落ち着く。

佐々木: 本当はもっと喋りたいんですけど、ガクトさんが「イェーイ!!」って感じで行くから、僕はバランスを取ってあえて控えてる部分はあります(笑)。ガクトさんと行く時はでしゃばらないようにしよう、と思ってます。

香川: 陰と陽のバランスね、ガクトさんがうるさいからね。

釘を刺す香川

明石: たしかにうるさい奴が2人も出てくる会社、嫌だもんね?佐々木はクライアントさんを“精神を統一させるようなモード”へ上手に導いてくれるんだよね。

余頃: 安心感があって、何でも話せるなと思わせる力がある。“禅の空間”を作る領域展開をしてるんだと思います、千利休なだけに(←?)

佐々木: 自分の営業スタイルがどういう色なのか、今までイマイチ言語化できていなくて。昨日「千利休」って言われて、“確かに俺は和のテイストが似合うのかもな”っておもいました。なんなら、ここらで一発、坊主にしたらもっと味が出るんじゃないかと本気で思いました。

香川: ビジュアルから利休に寄せていくんだ(笑)

坊主は本気でやめた方がいいと思ってる、絶対

明石: 佐々木は骨格が限りなくジェイソン・ステイサムだから、坊主にしたらめちゃくちゃ渋くてカッコよくなると思うよ!

佐々木: もし「坊主にした方がいい」っていう方がいればYouTubeでコメントください!前向きに検討します。

余頃: 社内のメンバーがこぞって「坊主にしろ」って書き込みそう。

坊主を見越して、背後から佐々木のヘアスタイルを撮影しておくディレクター古谷

「ヴァイブスはないけど、シンパシー感じる」異例の“パワポ採用”により佐々木に出会う

明石: そもそも佐々木は、僕がXで投稿したパワポ採用がきっかけで入社したんですよね。「パワポの資料を送ってくれたら、その内容が良ければとにかく面接します」っていう投稿にDMをくれたのが佐々木でしたね。

香川: え、そんなはじまり!?

佐々木: 応募したらガクトさんから連絡がきて...「ヴァイブスは感じないけど、シンパシー感じる」って言われました(笑)

実際のやりとりはこちら(一芸採用インタビュー:https://www.onemedia.jp/column/anataga_ichiban2025より


香川: パワポ採用なのに、パワポはダメだったんだ。

明石: 洗練はされていなかったのよ(笑)ただ、“体重が乗っている資料”と“中身がスカスカで軽い資料”があるじゃない?佐々木の資料には、きちんと彼の“体重”が乗っていた。だから、ヴァイブスは違えど、この熱量は一度会って話してみたい、と思ったんだよね。

佐々木: 僕、すごい印象に残っているんですけど。ガクトさんとの面接の時に、「佐々木くんは東京、好き?」って聞かれたんですよ。で、僕が二つ返事で「好きです!」って答えたら、ガクトさんがニヤッとして、その場で「合格。次、二次面接ね」って。

香川: どういうこと?(笑)

さすがの余頃も「よくわからんな、ガクトさん」て顔してる

明石: ちょっと掘り起こされると恥ずかしいな(笑)僕は東京が大好きだったのに、コロナのせいでその大好きな東京のカルチャーや活気が失われていた時期で。世の中では「もう東京にいる意味なんてない、これからは地方でリモートワークだ」なんて言われていて。そんな時期に、わざわざ広島で、テレビ局という安定した場所にいる人間が、何のために東京に来たいのか、その強いモチベーションが知りたかった...のかな。

蓋を開けてみたら、当時付き合っていた彼女(であり、現在の奥様)が東京にいたから、っていうのが最大のモチベーションだったと知った時は驚きましたね。そりゃ東京好きだろ!っていう。

佐々木: いやいや!違いますよ!僕はワンメディアに入社したくて東京に来て、それでたまたま当時付き合っていた彼女と結婚したんです!

ディレクターへのカウンターからはじまった、ワンメディアの主軸事業

余頃: 佐々木さんと私は入社当時、営業内でも別のチームだったんですよね。私がフィールドセールスで、佐々木さんがインサイドセールスの立ち上げをやっていて。

明石: ああ...!当時、営業が4人しかいないのに、流行りに乗ってなぜかインサイドとフィールドを完全に分けてた!

余頃: 佐々木さんは直属の部下というわけでもなかったのに、私に「もっとこうすれば良くできる」「自分はインサイドだけでなく、フィールドセールスもガツガツやりたいです」って常に前向きな提案をくれていたのが印象的でした。で、私と佐々木さんが最初に直面した社内の大きな壁が、”社内の制作リソースが足りなすぎる問題”でした。ご相談をいただいても、動画を作る人がいないからお断りするしかない、という絶望的な状況が当時あって...

当時を思い出して不穏な空気

余頃:自分たちは動画を作れない。じゃあどうしようってなった時に、佐々木さんが「TikTokのクリエイタータイアップをやりましょう。これならクリエイターさんが動画を作ってくれるので、社内の制作リソース関係なく、営業の力だけで売れます!」ってアイデアを出してくれたんです。で、最初にキャリア系の会社さんに提案しに行ったのが、今のワンメディアのショート動画事業のすべての始まりでした。

香川: え!あのショート動画事業へのシフトって、佐々木さんが発端だったんですか!?

明石: えええ、佐々木だったの!?

佐々木: それには理由があって!当時のワンメディアの組織のパワーバランスって、”ディレクターが最強”だったんですよ。今もカメラの裏にいますけど、髭の生えた強面のディレクターたちが絶対的な権力を持っていて、ビジネスサイドは、正直立場がかなり弱かったんです(笑)「リソースないからその案件受けられないよ」って3回くらい冷たくあしらわれて...

"髭の生えた強面のディレクター”の一人がこちらに

佐々木:“だったらディレクターがいらない座組みを作ってやる!”っていう、ビジネスサイドとしての反骨精神というか、強いエゴが芽生えたんですよね。

余頃: 佐々木さんて、千利休とか禅とか言われてましたけど、実は内に秘めたエゴがめちゃくちゃ強い人なんですよ。そこが面白い(笑)

明石: 今の話、僕全然知らなかった(笑)今ではね、その髭の生えた強面ディレクターたちもすっかり丸くなって、Podcast事業を牽引してくれてますよ!

お二人いつもありがとうございます、本当に

佐々木: 当時から余頃さんのマネジメントスタイルは「崖から突き落として、上からめっちゃ見守る」みたいな感じだったので(笑)自分でなんとかしなきゃ生き残れない!っていう必死さもありましたね。

明石: 今年度の新卒研修で制作したPodcastでも「崖から突き落とされる会社」ってフレーズが出てたけど、うちって本当にそっち系の会社なんだね!?

全てはプロジェクト成功ファースト。領域を越境する“クリエイティブ愛”

香川: 僕と佐々木さんは、ワンメディアにとっても非常にチャレンジングな、難易度の高い案件を一緒に進めることが多いんですけど。彼は間違いなく、ワンメディア“一番のエース”ですね。なんというか...矢面に立って、身を挺することに対する恐怖心が全くないんですよね、彼(笑)

普通、営業がクリエイティブや制作の領域に踏み込んでいくと、「自分のセンスがないと思われるんじゃないか」とか「ここで間違った仕切りをしたら信頼をなくすんじゃないか」と二の足を踏んでしまうことが多いはずなんです、自分を守りたくなるというか。

でも、佐々木が本当に凄いなと思うのは、そこに対する躊躇が一切ない。常に“プロジェクトの成功ファースト”がナチュラルに身についている。年下ですけど、本当に頼もしいです。

いいこと言うじゃん!

明石: 確かに僕から見ても、佐々木は良い意味で“仕事に線を引かない”タイプだよね。

僕たちが収録しているこのスタジオですが、ワンメディアとTaiTanさんで共同プロデュースしている、ロッテ「THE DAY」のビデオポッドキャスト番組『加藤小夏が水を飲む〜THE DAY ROOM〜』のスタジオなわけですが。

明石:サカナクションの山口一郎さんをはじめ、豪華なゲストが出演して今めちゃくちゃ話題になっていますが、この番組のタイトル、佐々木がつけたんだよね?

佐々木: ちょうどこのスタジオの上で、「番組のタイトルどうしようか〜」ってブレストしている時に、「『加藤小夏が水を飲む』くらいの日常的で、飾らないトーンでいいんじゃないですか?」ってポロッと言ったら、TaiTanさんが「それでいこう!」って言ってくださって。

明石: そういう番組の根幹に関わるクリエイティブのアイデアって、普通の営業だったら「自分はクリエイティブ職じゃないから」って線を引いて言わない人が多い。でも佐々木は、制作やクリエイティブに対する“愛”がすごくあるから、職種に関係なく境界線を越えてくる

余頃さんもそうですが自分の仕事に線は引きつつ、クリエイティブに対する愛やリスペクトがすごくある。これって、今のワンメディアにとって、ものすごく重要な共通言語であり強みなんだなと、話していて改めて思いますね。

めっちゃくちゃいい話を、めっちゃくちゃ内股で聞く人

転職満足度は100%。今、打席に飢えているあなたへ

明石:入社した当初は社内のいろんな部署がなかなか協力してくれないから、「じゃあ自分たちだけで完結できるクリエイタータイアップの仕組みを作ろう」と動いた。それが今や、ワンメディアを支える大黒柱の事業になったわけじゃない。

さらに今では、自分自身が社内外を問わずたくさんの人を巻き込む大型プロジェクトを動かすようになり、多くのクライアントさんが「佐々木さんだから」と信頼して仕事を任せてくれている。これ、この5年での変化として、めちゃくちゃ凄くない?この5年間をトップスピードで駆け抜けてみて、率直に振り返ってどう?

佐々木: 率直に言って、ワンメディアに転職して「100パーセント良かった」と断言できます。やっぱり、僕たちの今の主戦場ってSNSじゃないですか。テレビをはじめレガシーな業界だと、どうしても年功序列の壁が厚い。偉くなるまでに数十年かかったり、役職がつくまでに何十年も待たされたりする世界です。

でもワンメディアは、若い僕に対して“圧倒的な量の打席”をくれた。その打席に対して、必死にボールを打ち返していったら、結果として自分のスキルも役職も勝手に引き上げられて、気付けば成長できる、という環境だなと思います。自分がどうこうしたというより、会社が用意してくれた打席の大きさに救われました。

なので、もし今、転職を検討している方がこの動画を観ていたら…「ワンメディアには、あなたのための打席が無限にあります」とお伝えしたいです。ぜひ、お待ちしています!

いぇーい!THE DAYー!(※「THE DAY」は、英語の慣用表現として、「最高の一日」という意味を持ちます。)

余頃: 切り抜かれるのを見越して、急にコール・トゥ・アクションを入れてきた(笑)

香川: びっくりした、急に採用ピッチが始まったから。

佐々木: いやでも本当に、転職してよかったです。その選択に1ミリの後悔もないですね。

香川: いいこと言うなぁ、うちの執行役員は(笑)

いぇーい!THE DAYー!(PART2)

ワンチームとクソジーコからの脱却へ

明石: ちなみに香川さん、前回3人でクロストークをした時、どういうタイトルを掲げていたか覚えてます?

香川: え...?

明石: ワン〇〇から、ワン〇〇へ、的なやつだよ。

香川: え〜...なんだっけ...

明石: 前回掲げたのは、“ワンマンからワンチームへ”ですよ。2年経つと忘れちゃうかもしれないけど、それまではずっと「俺が、俺が!」と明石のワンマンスタイルだったワンメディアを「新しい経営体制のもと、ワンチームとして組織でやっていくんだ」という切り替えの時期だった。前回のインタビューはその決意表明の一部だったのよ。


ワンマンからワンチームへ。12,000字に込めた、ワンメディアの新経営陣クロスインタビュー|ワンメディア株式会社

目次11期に向け、ビジュを整えた明石祝!6月10日でワンメディアは10周年“天才型田舎のヤンキー” と “ポジティブの鎧を纏った東大卒” がツートップのワンメディアCOO余頃・執行役員香川をVOGUE 【73 Q

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明石:実際に組織の形が変わり、ワンチームになっていく中で、余頃さんと香川さんはどんなチャレンジや壁がありました??率直にどうぞ!

余頃: 当時、ガクトさんから「自分の右腕を作れ」って強く言われたのを覚えています。「かつて余頃が俺の右腕になったのと同じように、今度は余頃自身が自分の右腕を育てる番だ」と。

なので佐々木さんが執行役員になってくれた時は本当に嬉しかったんです。その後も、内部昇格で3人のメンバーがマネージャーに上がってくれたし...。自分たちの下から次々とマネージャーを生み出せた時に、「ああ、やっと『組織』になってきたな」という実感が湧きましたね。

香川: 僕に関して言うと、実は「新しいチャレンジをした」という感覚はあまりなくて。というのも、あの時期から会社の売り上げも案件の数も、規模が一段と大きくなっていったじゃないですか。それまでは、正直“自分が身を粉にして頑張れば、力技でどうにかなる”というフェーズだったんです。でも、もう個人のマンパワーではどうにもならない規模になってきた。さらに自分も歳を取ってくるから無理が利かなくなってくるという体感値もありました。

何より、その頃からTikTokをはじめとするショート動画の勢いがさらに加速して自分のこれまでの体力や、過去のセンスだけでは通用しない、及ばない領域に入ってきたなと。それが自分にとっては結構大きな変化、正直、挫折に近いものでした。

でもその時に、社内の若いプロデューサーやクリエイターたちのセンスがめちゃくちゃ輝き出して、次々と大きな成果をあげていったんです。それを見た時に、“これはもう、自分がプレイヤーとして頑張って成果を出すフェーズじゃない。若い世代に100%任せた方が、組織として絶対にうまくいく”と気づけました。そこが、僕自身がプレイスタイルを変えた一番の理由かもしれないです。

明石: なるほどね。これまでは個人技だけで決勝戦まで戦ってきたスター選手が、「いや、ここからはチームプレイじゃないと絶対に勝てないぞ」と気づいて、キャプテンとしての戦い方、バットの振り方を変えたということだよね。

香川: そういえば以前、余頃さんが言っていた「クソジーコ理論」が、僕の心にめちゃくちゃ刺さったんですよ。

「自分が良かれと思って現場をフォローしていた動きは、メンバーのためじゃなくて、俺自身が『クソジーコ』になっていただけだったんだ」と。あの言葉はキャッチーで、僕の行動を変える大きなきっかけになりました。

余頃:でた、クソジーコ理論(笑)

余頃はここが一番好きらしい(社内Slackより)

明石: 解説しておくと、「クソジーコ理論」というのはですね、かつてJリーグの鹿島アントラーズにジーコという伝説的なスタープレイヤーがいて、引退後にそのまま監督になったんです。

ただ、監督になってからも、チームの勝負どころの大事な局面になると、ベンチから「どけ!俺がフリーキックを蹴る!」と言って、自分でピッチに入って蹴りたくなってしまう。そうされると、周りの若い選手たちは「だったら、全部ジーコがやればいいじゃん」とモチベーションを失ってしまう。これが「クソジーコ理論」です。

僕たちはもう監督陣(経営陣)なんだから、ここぞという時こそ、じっと堪えてメンバーにシュートを打たせなきゃいけない

余頃: そうそう。見守らなきゃいけないのに、全員が我慢できずにベンチから立ち上がってピッチに入ろうとしちゃう(笑)そこへの意識が、この2年でかなり変わった点かもしれないですね。

明石:余頃さんの言う「右腕を作る=任せられる誰かを作る」もそうだし、香川さんも自分でボールを蹴らずに、誰かに蹴らせるアシスト役に徹した。その組織化の積み重ねの結果として生まれた、新しい執行役員が佐々木なわけです。

なんかエモい

佐々木: 僕はまさに今、その「クソジーコ」を脱却しようと大奮闘している最中です(笑)香川さんはメンバーが自主的に動くチームを作れているので、本当に脱却できているなと感じます。

明石: 12期は、営業メンバーをめちゃくちゃ採用したじゃない?ワンメディアの歴史の中で、営業が社内の最大人数になったのって、今回が初めてだよね?

余頃:前回のクロストークの時は、私と佐々木さんともう1人の計3人しか営業がいなかったですから(笑)

明石: 13期を迎えて営業チームは何人になったの?

佐々木: 営業だけで7人になりました。

明石: 3人から7人へと倍以上に増えたわけだから、そこで佐々木が「クソジーコ」をやっていたら組織が破綻する。佐々木は優秀だから、自分で現場に出ていけば簡単にゴールを決められちゃうのよ。つい自分でボールを蹴りたくなるのをグッと堪えて、“いかに若いメンバーにシュートを打たせるか”という努力をしよう、という話をずっとしてきたよね。

椅子からズリ落ちそうな明石

ワンメディアでは現在、一緒に働く仲間を大募集中です!

余頃、人間らしい生活にカムバ・CEO明石も知らない特大裏話などなど、幅広ーくお話いたしましたが、いかがでしたでしょうか?13期目に突入したワンメディアは、現在採用強化中です!

記事を読んで、少しでもご興味をお持ちいただいた方はぜひ以下よりエントリーください。


採用 | ワンメディア株式会社

わたしたちが創業時から変わらず追い求めているのは動画コンテンツを軸にあらゆるメディアを通して、世の中を揺さぶるような“ムーブメント”を起こすこと。 時代が移り変わる中でFacebook・Instagram・YouTube・TikTokと流行するメディアもその時々によって変化しています。ワンメディアは常に新しい潮流のファーストフォロワーとなり、このミッションに挑戦し続けています。 この想いに賛同し、共に働いてくれる仲間を探しています。

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メンバー

・明石ガクト(代表取締役CEO)
2014年6月にONE MEDIAを創業。国内大手ブランド向けにYouTube・TikTok・Podcastを活用したコミュニケーション支援を行っている。2018年に『動画2.0 VISUAL STORYTELLING』(幻冬舎)を上梓。最新の著書『動画大全』(SBクリエイティブ)は韓国・台湾でも出版。YouTube Works Awards 2022 クリエイターコラボレーション部門代表審査員、TikTok Ad Awards 2024、2025 審査員を歴任。

・余頃 沙貴(取締役COO)
広島県出身。弁護士を目指して上京するも、東京大学在学中に広告・メディアの魅力に出会い、LINE株式会社に入社し大手企業のブランディング支援を担当。2021年7月にワンメディアにジョインし、TikTok事業を立ち上げ。2022年9月より取締役に就任し、コンテンツスタジオ事業を統括。前例のない大型プロジェクトを実現する情報分析と因数分解はお任せあれ。好きな食べ物は、出張先のカフェで食べる朝のパンケーキ🥞

・香川 拓真(Studio Div. 執行役員)
映像制作会社でTVCM・MV制作を経験した後、2019年にワンメディアへ入社。執行役員としてクリエイティブ全体を統括しつつ、現在はPodcast事業部のマネージャーとして全番組の制作指揮を執る。YouTube Works Awards受賞など、ネット界隈への深い造詣を武器に数々の話題作を創出。社内で「2人いる説」が囁かれるほどの神速と、ITオタクの知見で全領域をハックする。ワンメディアを全方位で加速させる爆速の怪人⚡️


・佐々木 貴大(Agency Div. 執行役員)
地方テレビ局にてタイム・スポットの広告営業を担当。2021年7月にワンメディアへ入社。現在は執行役員としてビジネスサイドを統括する。TikTokタイアップの草分けとして、幅広い業種の“はじめてのショート動画”を数多く支援。個人でもフォロワー3.5万人超、総再生3,000万回以上のグルメアカウントを運用する。実戦に基づいた圧倒的な知見でクライアントを成功へ導く、ミスターTikTok🏆