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インタビュー
2023.11.13

TikTokコンテンツを手掛けるプロデューサーの仕事って何?

  • 久保 愛
    Studio Dept.マネージャー / プロデューサー
    大学在学中、WEB メディア運営会社でインターンを経験後、動画制作会社に入社し動画撮影・編集、WEB サイト制作などのディレクターを経て、2020年にワンメディアへ入社。現在はプロデューサーとして自治体の観光PR 動画制作やSNS に特化した広告案件の制作進行を行う。丁寧さと気遣いに溢れた仕事ぶりで担当案件のリピート率トップ。プライベートは音楽や写真など趣味は幅広く、フォトグラファーとしても活動中。
  • 門口 真子
    Studio Dept.プロデューサー
    大学在学中、インターンとしてYouTube チャンネル運用やメディア広告制作を担当。2020年新卒としてワンメディアに入社。プロダクションマネージャーやプランナーを経て、現在はプロデューサーとしてTikTok をメインに美容・飲食・EC など幅広い業種を担当。美容とSNS が趣味な鬼のインドア。暇さえあればTikTok を見ているZ世代。


-久保さんともんちゃんには新卒やプロジェクト切り口で今まで再三インタビューを取ってきましたが!新鮮な気持ちで!今回も宜しくお願いします!(他インタビューはワンメディアWantedlyをご覧くださいっ)

門口:私、何回目のインタビューだろう。もう全然緊張しないです(笑)

久保:でもペアインタビューは初めてだよね!

-もんちゃんに関してはインタビュー3回目です(笑)今回は、“ワンメディアのプロデューサー” について社外の方に知っていただくべく、案件への関わり方とかやりがいを聞いていきたいと思います。ではまず、プロデューサーの役割とミッションについてお願いします!

久保:簡潔に言うと、案件の制作進行管理を行うのがプロデューサーの役割です。クライアント・クリエイター、そして社内のクリエイティブチームの希望要望を叶え、最終的に良いクリエイティブに落とし込むというのがミッションですね。それぞれの視点に立って、あくまで中立な立場で俯瞰してプロジェクト全体を見ながらクオリティの管理をしています。

-ワンメディアのプロデューサーは業務範囲が他社と比べて広いと思うんですが、施策提案時から配信後までの基本的な動きを教えてもらえますか?

門口:まず、ビジネスプロデューサーからクライアント与件に関してオリエンを受けます。その内容を踏まえ、プランナーと一緒に提案資料を作っていきます。プロデューサーは、プランナーが練ってくれたコンテンツの企画アイディアに対して、予算やスケジュールの整合性を判断したり、企画のブラッシュアップを行った後、プレゼンに臨みます。受注後は、起用クリエイターへのオリエン・構成やコンテンツの内容チェック・フィードバック。もちろん、案件によっては、撮影・進行も行います!

ワンメディアの“プロデューサーならでは かなと思うのは、広告配信がある場合、数値分析・運用も私達が行うことですね。なので当たり前のことではありますが、配信されたコンテンツの数値やコメントはこまめにチェックします。配信が一段落したら、施策全体を分析してGOOD ・MORE ポイントを洗い出し、改善策やポイントをまとめた報告書を作成し、クライアントに対してネクストに向けた施策共有会を行います。-広告配信運用までプロデューサーが行うのは珍しいですよね。それに今やいろんなSNS が誕生しては流行り…。クライアントの要望を叶えるために、どんどん新しいプラットフォームや広告メニューに挑戦しているのがまじで凄い!

久保:TikTok は様々な広告メニューが開発されていくので、ビジネスプロデューサー・プランナー・プロデューサーとチーム一丸となって最適なプラットフォームや広告メニューを検討・提案します。そして、実際にフローを整えながら、前に進めていくのが私達プロデューサーになるので、慣れというものはなく、日々試行錯誤の繰り返しですね!

門口:特にTikTok は目まぐるしくトレンドが移り変わるので、それを逃さずキャッチして施策に取り入れられるよう、スマホ中毒者になってます(笑) それに毎日TikTok だけじゃなく様々なSNS でトレンドや情報を追ったり、時間をかけてあらゆる角度から分析しているので、それが自分の強みにつながっているなと感じます!

-かなり多くの案件を実施してきたと思いますが、中でも特に印象的だったTikTok 施策は?

久保:大手乳製品メーカーの案件ですかね。私史上、初TikTok 施策でクリエイタータイアップ(インフィード広告)を実施しました。広告配信後、クライアントから「配信期間中、販売店舗での売上本数が増加していた。」と共有を受けました。とても嬉しかったですし、TikTok マーケティングという手法の面白みと可能性を感じた瞬間でしたね!それに、この施策をきっかけに同社での他商品のTikTok マーケティングも担当することになり、今でも継続的にご一緒させていただいています。

-まさにっ!TikTok 売れ!!!

久保:実感しましたね(笑) それでいうと、もんちゃんはTikTok 巧者が故に、広告メニューの開拓もガシガシやってくれています。ワンメディアでハッシュタグチャレンジ(※)を施策に取り入れはじめたの、もんちゃんだよね?

門口:そうですね。大手空調機メーカーの施策ではじめてハッシュタグチャレンジを導入しました。同社とは長年にわたり、“若年層からのブランド認知向上” を目指してSNS プロモーションをご一緒しています。過去施策では、Instagram やYouTube コンテンツとしてヴィジュアルを作り込んでブランドメッセージを発信していました。その延長線上で若年層のトレンド・会話が生まれるTikTok をメインに施策を実施することになったんです。TikTok のハッシュタグチャレンジは、広告でありながら、ブランドの世界観を表現できるし、視聴者の“私もやってみたい” という心理を動かすことで、参加・拡散されていきます。なので、今までの魅せるコンテンツではなく、参加型コンテンツが最適だと考え、ご提案しました。

(※)ハッシュタグチャレンジ:TikTokハッシュタグチャレンジは、オリジナル楽曲、チャレンジページからユーザー投稿を促し、中長期にわたりTikTok内での露出を最大化させるパッケージ。

-開拓者の集い…。プロデューサーの役割についてお話が聞けたのでここからはザ・採用インタビュー的なことを聞きますね。ワンメディアに入社を決めたきっかけは?

久保:私は前職、プロモーション動画の制作会社でカメラマンとエディターをしていました。いわゆるディレクターみたいな感じですかね。その中で、断片的にしか関わっていなかったんですが、案件を進行する上で社外とのコミュニケーションやスケジュール・お金の管理が一番重要だなと感じ、そこを経験してみたいと思ったのが転職のきっかけでした。

門口:私は学生時代に動画系の企業で二社インターンを経験した後、ワンメディアに新卒入社しました。決め手は…アホみたいな言い方しちゃいますが「かっこいいコンテンツを作ってる会社だ」と感じたからです(笑)トヨタ自動車様やダイキン様のコンテンツを見たときに「えっ!これ広告なんだ…!」って驚いたことを今でも鮮明に覚えているくらい衝撃を受けました。インターンの経験から、広告色の強いコンテンツと距離が近かったので、“視聴者が違和感を感じず、最後まで見てくれるコンテンツ” にすごく興味が湧いたんです。

-お二人とも、動画という軸はブレないですね!ちなみにワンメディアで仕事をしていく中で、自身のキャリアの幅が広がったなと感じます?

久保:感じますね。業務内容がキャスティングから配信運用など多岐に渡りますし、なにより案件においてのオーナーシップが取れるようになったので、自分の出来る仕事の範囲が格段に多くなったし、今後のキャリアにも繋がるなと思います。

門口:めちゃくちゃ同意ですね。プロデューサーが企画に全く関与できない会社もあると聞いたことがあります。その点、ワンメディアは企画・制作・配信まで一気通貫で行うので、施策をまるっと最初から最後まで自分たちで進めるのは大変だけど、全てを一社で経験できるのでスキルを高められますし、動画制作会社や広告代理店では経験できないことが出来ると思います!


-最後に!どんなときにやりがいを感じますか?

門口:ワンメディアのコンテンツはSNS 向けのものが多いですよね。なので、自分の作ったコンテンツがスマホ上や街中で見れる、そして視聴者の反応をダイレクトに感じることができるので、それはとてもやりがいを感じますし、モチベーションにもなりますね!

久保:確かにそこが一番ですかね。私はその部分が前職だと経験できなかったので。あと、私の一番のやりがいはクライアントから「前回の施策を踏まえ、久保さんと門口さんに担当してほしいです。」と継続依頼をいただき、しかも指名までしてくださった時ですね!門口はSNS の中でも特にTikTok の知識が豊富なので、そこへの信頼感と私が冷静に案件を進行していくという感じでそれぞれが役割を果たした結果、信頼していただける=継続に繋がりやすいのかなと。

門口:基本的にプロデューサーが案件に2名入ることがないのですが、場合によっては久保がプロデューサー、私がプランナーとして関わる案件もあります。ビジネスチーム含め、チームワークが最強なので「SNS マーケティング(特にTikTok )なら私達にお任せください!」と胸を張って言えます!



▼登場メンバーの外部メディアインタビュー記事はこちら🤗

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 近年、若年層に向けたコミュニケーション方法として注目を集めているショート動画。しかし、企業からすると「クリエイターは起用すべきなのか」「どのような構成の動画にすればいいのかわからない」など、課題は山積みだ。本記事では、YouTubeやTikTokの広告賞の受賞実績があり、ショート動画に関する知見を持つワンメディアの余頃氏、近藤氏、門口氏の3名にインタビュー。TikTokをはじめとしたショート動画活用における考え方や攻略法を聞いた。

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