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SNSミーム×UI体験で認知済・未利用層に届ける。 機能理解と話題化に成功したショート動画施策 | SUUMO「そうはならんやろ、柴崎さん」篇

CHALLENGE

SNSネイティブと“つながるきっかけ”をどう設計するか

スマートフォンとSNSが生活の中心であるZ世代にとって、縦型ショート動画は日常的な情報接点となっています。SUUMOでは若年層に向けて、サービス認知で終わらず「使ってみたい」と思ってもらえるコミュニケーションの形を模索してきました。そこで見慣れた接点の中で自然とサービスの価値に気づいてもらうために、広告らしさを抑えながら“あえて見たくなる機能訴求”を設計することを目指しました。本施策では、若年層との新しい接点をつくり、自分ごと化を促す動画コミュニケーションに挑戦しました。

SOLUTION

UI体験を“見たくなるコンテンツ”に転換するミーム活用戦略

本施策で核となるのが、SNS上で日常的に親しまれている“ミーム的な表現”です。起用したのは、SNS総フォロワー約340万人を抱える「おじいちゃん先生」こと柴崎春通さん(通称:柴崎さん)。おじいちゃんキャラと高い画力のギャップによって、“そうはならんやろ”とツッコミを誘う独自フォーマットは、TikTokやYouTubeなどで広く支持されています。

動画は、「SUUMOで絵を描く」という違和感のある冒頭から始まり、「なぞって検索」機能を使って地図上に自画像を描くという展開に。描いた範囲に一致する物件が表示されたのち、「こだわり条件検索」でより詳細な条件を指定し、表示された物件を見て納得するという流れとなっており視聴者にとって“検索体験のイメージ”がよりリアルに伝わる構成となっています。視聴者の想像を超える構成とユーモアある展開で最後まで見たくなる没入感を生み出しつつ、機能理解と拡散性の両立を実現。“広告なのに見たくなる” “ちゃんと機能が伝わる”という2軸を両立し、視聴体験そのものがプロダクトの魅力と直結する設計に挑戦しました。

RESULT

総いいね21万超!ただの話題化ではなく、機能に共感が集まり受け入れられる広告に

配信後、YouTube ShortsやTikTokで多数のリアクションを獲得。「柴崎さんとSUUMOを組み合わせたの天才すぎる」といったコンテンツ設計への共感の声が多く寄せられました。最終的には、総いいね数約21.7万件、コメント数約1,200件を記録。ミームとプロダクトの組み合わせにより、サービス認知だけでなく「SUUMOってこういう使い方できるんだ」という機能理解につながる拡散が実現しました。また「これ広告なの!?」などポジティブな反応も印象的でした。

本施策はX上でプロモーションを展開していなかったにも関わらず、SNS上で自然な会話として広がり、ミームを活用した親しみやすさと見入る構成で、機能訴求と拡散性を両立。広告を「見るもの」から「語りたくなるもの」へと変えることに成功し、単なるバズではなく共感を通じてサービスの魅力を自然に届ける広告となりました。


出演クリエイター/動画例 

・TikTok:https://www.tiktok.com/@watercolorbyshibasaki/video/7467013940111838482

・YouTube:https://youtube.com/shorts/znKS84K0uws

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  • プロデューサー :香川 拓真
  • ビジネスプロデューサー :木村 美聡